8月25日

正午、鶴居村キャンプ場を目指し、自宅を出発。
標茶、鶴居村間は車で何度も通っているけど、いざ自転車で行くと全く違う雰囲気だ。
走っていると、やっぱりいた!タンチョウ。

そんなこんなで30キロちょい走り、鶴居村キャンプ場に到着。
キャンプ場の隣に、グリーンパーク鶴居があるので入浴。なかなか良い風呂であった。
日も暮れてきて、周りはみんなバーベキューで楽しそう。キャンプ場はほぼ満員だ。考えると土曜だからだ。
そんななか僕は1人川辺でパンとソーセージを噛じる。焼肉の匂いを嗅ぎながら。
そんな時、隣でバーベキューをしていた家族連れに、「お兄さん、一緒に焼肉しません?」と声をかけてくれた。
バーベキューに混ぜてくれた。釧路市の建設系企業の社員だった。
たくさんの焼肉とビールをごちそうになった。ありがとうございました!!
深夜1時、就寝。

こんなにちゃちいテント。寝づらくてしょうがない。




8月26日

早朝4時半に起床。お隣のご家族はまだ起きてた。
そしてまたもや、朝食をごちそうに。
5時半ごろに出発。
しかし、霧雨で辛い。ものすごく気分が乗らない。
そんな調子でチャリを漕いでると、恋問館の目の前でパンク発生。絶望的気分に。
しかし、出発前に予習してきたよ。ネット動画で修理手順を覚え、実際の練習も何回かやった。
だけど、今回の修理は1時間くらいかかった。荷物を降ろさないとダメだから、やたらと面倒くさい。
修理を終え出発。調子よく走っていた。
だけどまたパンク。白糠和天別のM7.8パネル館とかっていう所で修理。
その後は、特にトラブルなく走る。
途中、音別セイコーマートで同じく自転車で旅する女の子に遭遇。
埼玉県から来て、北海道を一周してるんだとか。札幌を出発して、時計回りではしってるらしい。すごい根性だ。

浦幌町の道の駅。


その後は国道38号線から、十勝川河口方面へ走る。
この付近も景色がすごい。平原がずっと続く。

十勝川河口に最も近い橋。

十勝川を渡り、大津を通り長節湖キャンプ場へ。
おもいっきりシーズンオフ。
夜、もちろん辺りにひとっこひとり誰もいない。
夕暮れとともに就寝。




8月27日

3時に起床。まだ辺りは暗い。日が昇るのと同時に出発。
ナウマン国道を走る。

天馬街道へ突入。上り坂はすべて歩く。歩けど歩けど頂上に着かない。
水ももうすぐ無くなると思った矢先、ようやく頂上の野塚トンネルに着く。
トンネル内はかなり涼しく、ずっと下り坂だった。
浦河町に入ったが、泊まる場所を決めていない。夕暮れになり、焦っているところ、「インフォメーションサイトスペース」という
無料のライダーハウスを浦河町日高幌別で発見。ここに泊まることにする。


そうすると、先客がひとり。愛知の大学生らしい。バイクで北海道をまわっているようだ。
その後も宿泊者が現れ、最終的に、自分を含めて7名になった。
内訳は、自転車3人、バイク3人、ヒッチハイカー1人だ。
出発して3日目にして、早くも、屋根、壁があるところで就寝。



8月28日

前日の峠越えでものすごく疲労が溜まっていたため、温泉に行く事にする。
浦河VILLAGEAERUに行く。
広く、綺麗で良い風呂でした。
前日、宿で一緒になったライダーさんの情報によると、東静内にも同じ、無料ライダーハウスがあるらしい。
距離は30キロさきくらいで近いのだが、如何せん疲れているから、そこを目指し走る。
午前中に風呂でさっぱりしたので、あまり汗をかかないようにゆっくり走る。
国道235号線、通称サラブレッド街道は海の眺めが素晴らしい。
海沿いの道をひたすら走る。そうすると、目的地のライダーハウスを発見。

今回は誰もいなく、自分ひとりの夜だった。
前日のライハとは違って、このライハはカーテンがない。東静内の市街地からは2キロほどの場所にあり、夜はかなり寂しい場所であった。
気味が悪いけれども、10時には就寝。



8月29日

今日はひたすら国道235号線を走る。終始追い風だったから、よく進む。
よく進むので、昼飯時には苫小牧市内に到着。
フェリー乗り場で、21時15分発のシルバープリンセスを予約する。
かなり時間が余るので、苫小牧しないをぶらつく。
夜、ようやくフェリーに乗り込む。出港前に、浴場で風呂に浸かる。
シルバープリンセスは最近に就航を始めたばかりのようで、船内はかなり綺麗だった。


明日は早いので、出港直後には就寝する。



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